定額給付金情報 「消費に回す」7割超

産経・FNN調査
読売、NHK「評価する」約4割に

10日付の産経新聞が報道した世論調査(産経・FNN合同調査)によると、定額給付金について7割以上の人が「消費に回す」と回答する一方、「貯蓄」は17・5%にとどまっている。使途については、「食料品や日用品の購入」が48%、「ぜいたく品や娯楽」が27・8%と続いた。

 また10日のNHKニュースで放送された世論調査では、給付金の使途について「生活費に使う」が44%で最も多く、「旅行・行楽や娯楽などに使う」が19%、「前から欲しかったものを買う」が14%と続き、「貯蓄する」が13%だった。

 一方、9日付の読売新聞が報道した世論調査では、定額給付金を「評価する」との回答が前回調査の21%から37%へと増加し、前向きにとらえる意見が16%増えた。さらにNHK調査でも、給付金について「大いに評価する」が10%、「ある程度評価する」が28%で、読売新聞調査と同様に「評価する」が約4割に上った。
(公明新聞:3月11日)