2009-01-01から1年間の記事一覧

チェック!鳩山政権

国債、「埋蔵金」頼み 成長戦略欠き、二番底も 積み木細工の予算案 公約破りを積み重ね、やっと編成された鳩山政権の来年度予算案は、財源の極めて不安定な“積み木細工予算”だ。 規模が過去最大の92兆円台にまで膨らんだのは、子ども手当や農家戸別所得補…

露呈した「先見性のなさ」

重大な公約違反 国民に説明尽くせ 税制改正大綱 政府が鳩山政権で初めて閣議決定した2010年度税制改正大綱は、民主党の「先見性のなさ」を見事に露呈したものとなった。 民主党が先の衆院選でマニフェストに掲げた目玉政策の撤回を余儀なくされたからだ…

成長戦略なき鳩山政権の罪

企業襲うデフレ、円高、株安の三重苦 景気の二番底懸念 国内景気が二番底を打つ懸念が出てきた。当面の景気下支えはもちろん、自律的な経済回復に向けても、政府は早急に実効性ある政策を打ち出すべきである。怠慢はもはや許されない。 景気の減速は、経済指…

鳩山政権 ここがおかしい

戦略なき税制改正 暫定税率維持など家計支援の公約違反が続出 22日に決定した鳩山政権初の税制改正大綱は、デフレや雇用への不安が増大する中で、「経済対策の視点を欠いた戦略なき税制改正」(公明党の石井啓一税制調査会長)と言えます。しかも、全体で…

鳩山政権 ここがおかしい

膨張する国の借金 財政再建ないがしろ 国債44兆円の発行へ 日本が克服しなければならない最重要課題の一つに、膨大な国の借金(債務残高)があります。国債や借入金など債務残高は約864兆円に達し、国民1人当たり約678万円もの借金を抱えていること…

揺らぐ日米同盟

連立優先で「普天間」先送り 鳩山政権 アフガン対テロ支援からも脱落 揺らぐ日米関係 「日米関係は世界で最も重要な2国間関係である」。マンスフィールド駐日米大使(当時)がそう力説してから四半世紀が過ぎた。現在、米国では「90年代の貿易戦争以降で…

年末に増える事故を防ごう

高齢者と自転車利用は特に注意を 交通安全対策 今年(2009年)も残り10日を切った。仕事の追い込みや新年への準備などで慌ただしい毎日が続く。行き交う人も急ぎ足だ。この時期は外出する機会も多く、自動車などの交通量も多い。 このため現在、各地の…

福祉 教育 平和

公明党の3つの挑戦 高齢化の推移と将来推計 参院選勝利へ新しい3つの挑戦――。山口那津男代表は12月5日に開かれた全国県代表協議会の席上、公明党がめざす新ビジョン「新しい福祉・教育・平和をつくる公明党―『人道の先進国』日本へ―」(山口ビジョン)…

鳩山政権 ここが おかしい

目に余る“公約破り” 子ども手当に所得制限。 暫定税率廃止も見送り 鳩山政権発足から3カ月。民主党がマニフェストで掲げた子ども手当の設計やガソリン税などの暫定税率廃止をめぐり、公約破りが目に余ります。 政府・与党は16日、子ども手当に所得制限を…

憂慮される日本政治の劣化

首相の力不足のツケは結局、国民に 鳩山政権3カ月 この間の歩みをどう形容すればいいのだろうか。「迷走」でもあり「暴走」でもあり、はたまた「停滞」「後退」の日々でもなかったか。日本政治の劣化を憂えないわけにはいかない。 鳩山政権が発足してちょう…

鳩山政権 ここがおかしい

首相の巨額献金問題 看板倒れの「脱官僚」 首相の巨額資金問題 月1500万円もの“子ども 手当”。使途すら不明 鳩山首相がもらっていた“子ども手当”は毎月1500万円!? 実母から首相への巨額の資金提供は、報道では、6年余で計11億円を超えます。一…

哲学と戦略なき「縮減」「廃止」

事業仕分けに関係団体が怒りの声 文化芸術予算 わが国が歩むべき「文化芸術立国」への道を、鳩山政権は否定しているのだろうか。 政府の行政刷新会議の「事業仕分け」で、多くの文化芸術関係予算が縮減・廃止すべきと判定された。 これに対し、日本芸能実演…

新しい福祉・教育・平和を

新ビジョンで山口代表に聞く 「人道の先進国」日本へ 地域で支える協働型福祉社会 子どもの幸福を最優先する国 核廃絶、環境で世界に貢献 公明党の山口那津男代表は、5日の全国県代表協議会で新ビジョン「新しい福祉・教育・平和をつくる公明党 『人道の先…

回避へ「補正」凍結の解除を

対策は後手に、乏しい政府の危機感 不安増す鳩山不況 鳩山政権の甘い経済運営が引き起こす「鳩山不況」への不安が一向に収まらない。 今、日本経済はデフレ(物価が持続的に下落する状態)、円高、株安の“三重苦”から完全に脱却できるか正念場の時だ。ここに…

経済運営の方向示せ

2次補正 消費、設備投資促す予算に 記者会見で井上幹事長 公明党の井上義久幹事長は4日午前、国会内で記者会見し、円高やデフレ(持続的な物価の下落)など厳しさを増す経済情勢に対する鳩山政権の危機感のなさに強い懸念を示し、「政府に経済運営の方向と…

国家戦略なき「政治ショー」

目的と手段が転倒し、“誤審”相次ぐ 事業仕分け終了 「ミス・ジャッジだらけの草野球を見せられたような気分」と言ったら、言い過ぎだろうか。 政府の行政刷新会議による事業仕分けの作業が終了した。 95兆円規模に膨らんだ来年度予算概算要求の「無駄」を…

振り込め詐欺に注意しよう

「空き巣」から家庭守る細心の備えを 防犯対策 あすから師走。何かと気ぜわしい時期だけに、防犯対策には十分に気をつけたい。 この時期は、お金の出入りも激しく、年末年始などには帰省や旅行で家を空ける人も多い。再び被害が増加しているオレオレ詐欺など…

チェック!鳩山政権

鳩山献金に新疑惑 母から9億円。一部偽装に 首相の国会答弁と食い違い 連日のように新たな疑惑が報じられる鳩山由紀夫首相の献金偽装問題。虚偽に満ちた首相の会計処理に「『ずさん』にも限度がある」(26日付「朝日」)など批判は日増しに強まっている。…

迷走する子ども手当

竹内氏が追及 所得制限など閣内不一致 衆院財金委 25日の衆院財務金融委員会で、公明党の竹内譲氏は、来年度予算概算要求に盛り込まれた子ども手当(2・1兆円)について、所得制限の有無や地方自治体の負担などに関し、政府の見解を追及した。 竹内氏が…

「公訴時効廃止」の願い実現を

国民の理解拡大へ きょうスタート 犯罪被害者週間 きょうから「犯罪被害者週間」が始まる。最終日の12月1日には東京都内で「国民のつどい中央大会」も開催される。 誰でも犯罪に遭う可能性はある。その不幸を被害者自身や遺族、家族にだけ背負わせるよう…

アフガン再建へ試練の船出

汚職一掃と治安回復で信頼取り戻せ カルザイ第2期政権 嵐の中の船出である。“カルザイ船長”の航海術がこれまで以上に試されることになろう。国際社会も引き続き全力で支援に当たりたい。 混乱に次ぐ混乱の末に再選されたアフガニスタンのカルザイ大統領が、…

安易な結論は国益損なう

民主党マニフェストの財源確保狙う 「事業仕分け」 来年度の概算要求の“無駄”を洗い出すとのふれこみで、政府の行政刷新会議が実施している「事業仕分け」は17日、前半の作業を終えた。 当初、与党の社民党、国民新党の国会議員への呼び掛けはなく、民主党…

歳出の膨張に歯止めきかず

厳しい経済・財政状況踏まえた対応を 不安増す予算編成 鳩山政権が誕生して2カ月。この間、日本経済に明るい展望は見いだせただろうか。 経済は“生き物”といわれるだけに、先行きには敏感だ。そこで経済の先行指標の動きを見ると、日経平均株価は衆院選前の…

安心の長寿社会へ改善急げ

新たな政策展開で人材の確保を 介護職員の待遇 少子高齢社会を突き進む日本にあって、介護の担い手の待遇の低さが大きく問われている。 介護報酬は他業種の給料に比べると低く、離職者も相次いでいる。そのため介護人材が不足し、介護施設のサービスの質が低…

子ども手当 見直し提言

目的と対象再検討すべき 就学前支援に重点配分を OECD 経済協力開発機構(OECD)は18日、日本の政策課題達成に向けた提言を公表し、鳩山政権が掲げる「子ども手当」について、「目的と対象を再検討すべきだ」と指摘、保育や就学前児童の支援に、よ…

福祉・教育・平和の旗掲げ大前進を

結党記念日 公明党はきょう、45回目の結党記念日を政治の大激動の中で迎えた。 先の衆院選は、民主党への風が吹き、また、二大政党制が進む中での厳しい選挙戦であった。それにもかかわらず比例区で805万票の支持を受け、議席減の中にあっても次の飛躍…

波紋広げる首相の普天間発言

「正直びっくりした」防衛政務官 「ものすごい擦れ違い」自民政調会長 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題を協議する日米の閣僚級作業部会に関し、鳩山由紀夫首相がキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に代替施設を建設する現行計画を前提とし…

チェック! 鳩山政権

変節した「脱官僚」 郵政社長に続き人事官にも官僚OB 鳩山政権の発足からまだ2カ月というのに、政権の錦の御旗であるはずの「脱官僚」はすっかり変節したようだ。 政府は、斎藤次郎・元大蔵事務次官の日本郵政社長就任に続き、人事院人事官に江利川毅・前厚…

視察研修報告

11月11日(水)、12日(木)と二日間、海部南部水道議会議員として静岡県の大井川広域水道企業団と静岡県地震防災センターに視察研修に行ってまいりました。 今回の研修の目的は、水道企業団の専門的な業務の委託状況を調べる事と、8月11日に起こった駿河湾沖地…

事業仕分けは例外なく

国民生活への配慮必要 奨学金、エコポイント、雇用奨励金など 公明党の山口那津男代表は11日午後、国会内で記者会見し、当面の政治課題などについて、大要次のような見解を述べた。 【米大統領の被爆地訪問】 一、私は先日、米国のルース駐日大使に、「ぜ…