対策の早期実行が急務

野党は欠席せず堂々と論戦を
北側幹事長

公明党北側一雄幹事長は13日夜、国会内で記者団の質問に答え今年度補正予算案の衆院通過について次のような見解を述べた。

 一、近い将来、補正予算案の成立が確保でき、本当に良かった。各官庁で予算執行に向けての準備体制を急いでもらいたい。今は景気・経済対策の早期実行が最も大事だ。残された関連法案も早く衆院通過させたい。

 一、(採決を欠席した野党の対応について)衆院予算委の審議は(10年間で)過去最大の時間数だ。私たちは採決してもらえるなら、さらに審議してもいいと提案したが、残念ながら(週内の)採決の見通しが立たず、今日に至った。意見や批判があれば委員会などの場で主張してほしい。欠席は議員としていかがなものか。

 一、(民主党代表選は)活発な政策論争をしてほしい。同時に予算審議中に突然、代表選をやらなければならない理由がある。それは小沢一郎氏の党代表辞任だ。小沢氏をめぐる政治資金問題を党としてどう総括するのか候補者の所見があってもいいのではないか。

(公明新聞:5月14日)