民主党 任せられない
西松違法献金事件で自浄能力のなさ露呈
西松建設の違法献金事件で、民主党の小沢一郎前代表の公設秘書が起訴され2カ月以上たちますが、いまだに小沢氏と民主党は国民に対してきちんとした説明をしていません。
小沢氏は5月11日の代表辞任会見で、政治資金の問題について「私は一点もやましいことはない」と開き直り、「なぜゼネコンから3億円もの巨額の献金を受けられたのか」「それを何に使ったのか」などの疑問に最後まで答えませんでした。
しかし、この問題は「公共事業の受注業者から政治家に多額献金があればワイロ性を疑われて当然」(5月18日付 毎日新聞)という重大なものですので、「『説明責任』を小沢氏はいまだ果たしておらず、民主党には自浄能力がない、と断じられても仕方がない」(同17日付 産経新聞)と手厳しく批判されるわけです。
5月27日の党首討論では、麻生首相が鳩山由紀夫代表に重ねて説明責任を求めましたが、鳩山氏は検察批判を繰り返すばかり。「政治とカネ」という大事な問題で、自浄能力さえない民主党に政権を任せられるのでしょうか。
(公明新聞:6月5日)