4月8日、本日の議会改革協議会

本日の弥富市議会では、午前9時より庁舎改築等特別委員会、10時より議会改革協議会が行われました。
議会改革協議会での議題は次の通りです。

「災害時の市議会としての対応について」
「一般質問のあり方について」
議員定数について」
「議会運営委員会のあり方について」


最初に「災害時の市議会としての対応について」は、各常任委の正副委員長で叩き台としての対応マニュアルを作る…という事で議論は打ち切られました。

私は、防災については、被害者ゼロを目指すという目的を明確にして、発災時の被害を想定し、減災に繋げていくため事前の取組(現在)が大切であり、それによって発災時の行動から事後への取組もおおよそ明らかになってくる。マニュアルを作るにしても、現状の弥富市の防災力を認識し、市民と共有したものでないと意味がないと提案しております。

残念なのはカタチを作る事に傾倒してしまってる事です。
プロセスを踏まないまま、先進市の事例を真似たところで、何の役にも立ちません。

議会を構成する一人として、議論にならない事に苛立ちを覚えますが、腐らず、粘り強く、本当に減災に繋がる市議会の取り組みとなるよう、議論を深めてまいります。

「一般質問のあり方について」では、通告書とは別に趣旨要項など添付、または本会議までの一定期間内に答申を行いたいとの行政側からの申し出もあり、本会議での質疑がスムーズに行えるようにする確認事項です。

議員定数について」では、議会改革協議会の発足以来、報酬問題と合わせて話し合われてきました。
現在、弥富市議会は18の定数。これを16にするという削減案からスタートした事で紛糾しています。
定数は上限が設けられているものの明確な指標はなく、各自治体で決められます。現在の18という根拠も曖昧で、なぜ16にするのか?という理由も「多いから」というものです。
確かに昨年のタウンミーティングでも市民の方から定数を削減せよとのご意見を伺っています。
ここ数年、定数の削減を行う議会が相次いでおります。無駄に多いのなら適正な定数にするのは当然です。
議会は市民を代表する代議員です。私は、その適正な定数とするための定義を、議会運営も考えながら議会基本条例に基づいて決めるべきと提案しております。
例えば、人口割を目安にするのも良いでしょう。定義した結果、現在の定数が削減となっても、将来的に人口が増加すれば定義に則って増員する事が出来ます。
削減ありきで賛成反対の論議を続ける事は本質を外れていると思うんです。
何れにしてもまだ結論はでていません。

最後は「議会運営委員会のあり方について」です。
これは改選当時、会派は公明党2名と共産党2名の二会派だったのですが、ここにきて新たな会派が複数結成され、全議員がいずれかの会派に所属する事となり、議会運営委員会の構成と、代表質問制について話し合う事となりました。
新たな会派は以下の通りです。
識市会 3名
政風会 4名
清流クラブ 4名
無所属クラブ 3名
(議会HPでご確認いただけます)

この議会改革協議会も傍聴していただけます。しかし、これが確認できるのは議員個人の発信か、市役所入口の催し掲示板でしか確認出来ません。私自身、今後は更に情報発信につとめてまいります。

主観が入ってますが、以上が本日の議会改革協議会の内容です。

今日は終日だ、と気合いを入れて臨みましたが…残念です。