海部南部水道企業団

私は水道議会の議員でもあります。本日、定例議会がありました。7月17日の中日新聞尾張版に談合の記事が掲載されていたのをご存知の方も多いと思います。本会議の中でも、新聞掲載記事についての企業団側からの説明がありました。
海部南部水道企業団は弥富市愛西市飛島村の水源を司る企業団であります。この三つの地域に住まわれる方々が安心して安全な水の供給を受けるために、日々努力されております。
私たち議会議員はその中で市民の側に立って、必要な修繕、必要な拡充を円滑に進めていくためにあると考えます。その為に行われる工事を民間に委託する所謂、公共事業に際して行われる入札制度は極めて公平でなくてはなりません。記事になった問題は、談合によって、発注工事の請け負い業者をあらかじめ決めてしまうことです。
私が腑に落ちなかったのは、「じゃあ、調査しましょう」ということになって、調査するのが企業団内組織であるということです。確かに自浄能力はどの企業でも必要ではありますが、折からの官制談合事件は組織ぐるみであることが多いのです。解明するにも追う糸が切れて、結局、告発側がうやむやにされてしまいます。市民の皆さんにしてみれば行政側の不正にはうんざりされていると思います。私はもちろん、何も無いことを信じたいと思います。市民の皆さんにはスッキリした報告が出来るよう、この問題にしっかり取り組んでまいります。