庶民の生活守る安全網

全国商店街振興組合連合会理事長 桑島俊彦氏

定額給付金の決定を高く評価します。内需拡大が期待できます。今、子どもを抱えている家庭や年金で生活している方などは、収入が目減りしています。皆、欲しいものを買って元気になってもらいたい。

 一方、商店街も小さい店ほど大変な状況です。この機会に、知恵の出し方によっては一層の活性化が期待できます。

 「バラマキだ」と野党やマスコミは批判していますが、給付金はバラマキではありません。中小・零細企業や庶民は、米国発の金融不況などの、いわば被害者です。困っている庶民を支援するのはバラマキでしょうか。その意味では、給付金は生活のセーフティーネット(安全網)とも言えます。 (談)