「定額給付金 市民の期待を感じる」 大阪・寝屋川市長 馬場好弘氏

追加経済対策の一環である定額給付金は、経済情勢の厳しいなか、幅広い生活支援策として国民の関心が高い施策です。10月30日の政府発表以降、本市では支給方法や時期等について早くも問い合わせが数多く寄せられており、市民の期待が感じられます。

 所得制限導入の是非を市町村に一任するなどの考えも示されていますが、緊急かつ円滑に実施されねばならない施策だからこそ、国には混乱なきよう生活者の目線に近い市町村の意見を十分斟酌し、早期に決定されることを望んでいます。

 この給付金は、物価高に苦しむ市民の家計を支援するとともに、個人消費を活性化し、GDPを押し上げるものと考えられます。本市としても万全の対応をしてまいります。
(公明新聞:11月25日)

今日は一般質問の通告締切日だ。
経済対策の目玉として実施される定額給付金は、急激な物価高騰と所得の伸び悩みに苦しむ家計を応援するための生活支援でもある。
弥富市においても、無事故で、迅速に、スムーズに実施できるよう尽力してまいりたい。
一部の自治体には「丸投げは無責任だ」だという首長もいる。実際、定額給付金の実務に携わるのは市の職員であり、不備があれば苦情を受けるのも窓口である市の職員だ。
この制度を実施する側であるのに受身でとらえてるうちは「やらされている」といった義務感だけしかのこらない。では市として、この経済危機に何か手を打てるのか?何か施策を施せるのか?市民の皆さんに喜んでもらえる、また元気になるようなニュースは提供できてるのだろうか?
市民に奉仕する。この精神があれば国が粗方決めた政策であっても、実施する地方自治団体が主体性とオリジナリティを生かして携わるべきではないだろうか。そうすることによって、地元地域の経済効果も上がり、結果的には景気浮揚のきっかけになると考える。