景気好転に全力尽くす

定額給付金 消費刺激に大きな効果
BS番組で太田代表

公明党太田昭宏代表は、25日夜に放送された日本BS放送(BS11デジタル)の番組に出演し、定額給付金や消費税を含む税制抜本的改革の道筋を示す中期プログラムなどについて見解を述べた。

太田代表は、定額給付金について「制度としては基本的に給付を付けた減税だ」と指摘し、「景気回復、生活支援対策の一つの柱にすべきもの」と強調。その上で「消費を刺激する手段として定額給付金は大きな力になる。生活者をバックアップする意味で大事な景気対策だ」と訴えた。

また、太田代表は、中期プログラムに明記された消費税引き上げ時期について、経済状況の好転が前提になっていると指摘。「消費税は生活に影響がある税目で、国民の理解を得ないといけない」とし、税制全体の中で慎重に議論していくことが大事だとの見解を述べた。

その上で、「今は何といっても景気対策が大事。100%のエネルギーを注ぎ、景気好転に全力を尽くす」と訴えた。
(公明新聞:12月27日)