定額給付金の実施に合わせ

プレミアム商品券
129市区町村が予定

総額2兆円の定額給付金の実施に合わせて、全国129市区町村(34都道府県)の自治体や商工団体がプレミアム付き商品券の発行を予定していることが30日、総務省の調べで分かった。

 販売額に一定割合の金額を上乗せした商品券を発行し、給付金を地元で消費してもらおうという取り組みで、今後、さらに発行する自治体が増えそうだ。

 発行予定の市区町村数が最も多いのは北海道で、美瑛町など20市町村に上っている。次いで長野県(11市町村)、山形県(9市町)の順となっている。

 このほか、8市町(8道県)では、給付金実施時期に合わせ、地元商店街などでの消費拡大セールを予定しているという。

 定額給付金を盛り込んだ国の2008年度第2次補正予算は今月27日に成立。給付は、さらに関連法案などの成立後となる見込みだが、市区町村は補正予算成立を機に準備作業を本格化させている。
(公明新聞:1月31日)