補正予算の早期成立望む

鳩山氏の代表選出
政治資金の説明果たせ
太田代表

公明党太田昭宏代表は16日夕、東京都新宿区の党本部で記者団の質問に答え、同日、民主党の代表選で鳩山由紀夫新代表が選出されたことに祝意を示し、大要、次のような見解を述べた。

 一、(鳩山新代表は)一致結束して衆院選に挑むということを強調していたと思う。公明党も気を引き締めて衆院選に臨むという決意を新たにした。

 一、衆院選政権交代がテーマではなく、政権担当能力が問われる。政権担当能力とは、今一番の課題である景気・経済に、政党・政治家として具体的にどう動いたかだ。そういう点では(今年度)補正予算案を早期成立させたい。経済危機を乗り越えるための予算であるので、鳩山新代表には協力を強く望みたい。政局で国会を運営するのではなく、話し合ってやるべきことはやるということに転換してほしい。

 一、(小沢一郎前代表をめぐる政治資金問題については)体制が変わっても、その説明責任を免れるものではない。
(公明新聞:5月17日)