伊勢湾台風被災体験を教訓に

愛知県本部が「記録画展」
山口代表が鑑賞




伊勢湾台風記録画展」を鑑賞する山口代表(中央)ら=10日 名古屋市




公明党山口那津男代表は10日、名古屋市の名古屋国際センターで開催されている党愛知県本部(荒木清寛代表=参院議員)主催の「伊勢湾台風記録画展」を鑑賞した。


 この記録画は同県本部「伊勢湾台風の記録を絵に残す運動」推進委員会が1991年、県民に呼び掛けて集めた絵画358点の一部(220点)。死者・行方不明者5000人以上という未曾有の被害をもたらした同台風から50年を迎え、改めて被災の体験を教訓にしようと、18年ぶりに展示したもの。


 記録画を見て回った山口代表は、「絵画は心の風景も表現し写真や映像とは違った迫力で今に伝わってくる」と感想を述べつつ、「二度とこうした被害を受けないように公明党も防災意識の啓発とともに、災害の予防、救援体制を制度として整備することに尽力していきたい」と語った。同展はきょう11日まで。
(公明新聞:10月11日)