鳩山首相辞意表明

久しぶりの更新になってしまった。これも私自身の時間の使い方が本当にヘタクソだからだと猛省している。本日付のSK新聞、小説、新・人間革命の中に「時間を無駄にする事のない人は、決して時間が足りないという不平は言わないものである。常に行動していれば、実に多くのことを達成できる」(アメリカ第3代大統領ジェファソン)とあった。
忙しさの中に「こなす」ような姿勢で事に取り組んではいなかったか?それぞれの事柄には必ず本質がある。利己的な視線で事に当たっていると、いざ難題にぶち当たった時、何も考えられなくなり、結局何も出来なくなる。
どこかで「自分の時間」を作ろうとしている自分がいる。「自分の時間」って何だろう?自分の煩悩を満たす時間がそれだとしたら、結局、私心に負けているだけか。負けているから疲れてしまう。一瞬一瞬が勝負!月々日々に弛まず精進あるのみ!前進あるのみ!
と、気合を入れてみる(ツイッター調)
本題から外れてしまいそうだが大丈夫、下記にしっかり張っておきます。


選挙目当てだけの交代劇
普天間」「政治とカネ」で国民裏切る

鳩山由紀夫首相の遅きに失した辞意表明は、国民に追い詰められた姿である。

鳩山首相は2日午前の民主党両院議員総会で演説し、辞任を決意した理由として「普天間」と「政治とカネ」を挙げた。しかし、ほんの数日前までは、何の政治責任をとる構えも見せていなかった。ところが一転して辞任表明に至った引き金は、直近の世論調査内閣支持率が軒並み20%を切り、党内から「これでは参院選は戦えない」「首相は辞めるべき」の大合唱が巻き起こったからだ。まさに、目前に迫った参院選目当ての“表紙替え”である。

公明党山口那津男代表は「首相を辞めるということであれば、国民にきちんと信を問うべきである。首相は自ら、国民に信を問うことなく表紙をかえるだけでは民主政治ではないと自民党を散々批判してきたではないか」とその自語相違ぶりを糾弾した。

辞任の理由にした「普天間」は、公約違反の「失政」だ。鳩山首相自らが5月末と期限を決め、移設先を「最低でも県外」としていた。しかし、「普天間」をめぐる鳩山首相の行動と発言は、迷走に迷走を重ね、沖縄県民を裏切り、国民の不信感を頂点にまで高めた。

また鳩山首相は、辞任表明の際、同じ「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎幹事長にも退任を迫ったことを明らかにした。しかし、この件については、“ツー・トップ”だけの問題ではない。党として問題の解明をまったくせず、沈黙したままで、自浄能力をまるで示さなかった民主党そのものの問題でもある。

鳩山首相小沢幹事長の「政治とカネ」の問題の特異性は、政治家が秘書に責任をとらせて切り捨てたこと、また、国会で説明責任を拒否したことである。これまで、代々の政権でも「政治とカネ」の問題は起きたが、そのたびに国会での集中審議や政治倫理審査会での弁明、また、参考人質疑、さらには証人喚問が行われてきた。

ところが民主党は、こうした野党の要求に対し、「ゼロ回答」を続けた。野党時代の民主党は政治家の責任追及に熱心であったにもかかわらず、身内のこととなると、逆方向に突き進んだ。さらに今国会終盤では強行採決を10回も繰り返した責任は重い。

政治家である首相に求められるのは、国民の信頼を得て政策を実現することである。しかし鳩山政権は、政権交代後、ほとんど見るべき成果を具体的に上げていない。惨たんたる幕引きである。
公明新聞:6月3日)

反省の無いところに成長は無い。個人でも団体でも。