遅すぎた首相辞任

第94代首相に民主党菅直人代表が決まった。この人は「イラ管」と呼ばれるほど「短気」者らしい。重要法案そっちのけ、民意不在の代表選に大差で勝利し、満面の笑みを浮かべていた。まあ、「短期」で終わらぬよう、責任を持って職を全うしていただきたいものだ。
昨日、ブログに貼った緊急対談「田原総一朗×上杉隆」は見られただろうか?テレビでは決して語られる事のない内容が盛りだくさんだった。連日、テレビ等でもっともらしく語っている自称ジャーナリスト、コメンテーター。それだけじゃないメディアから流れてくる様々な情報そのものが「政治とカネ」で汚れているのか。そうかとは思っていたけど、もう確信したよ。


普天間問題「責任の投げ出し」
テレビ番組で山口代表

公明党山口那津男代表は3日朝、TBS系のテレビ番組「みのもんたの朝ズバッ!」に与野党の代表者とともに出演し、鳩山由紀夫首相が辞意表明したことについて「何度か節目で『辞めなさい』と言ってきたが、遅きに失したぐらいだ」と痛烈に批判した。

山口代表は、首相辞任の要因となった米軍普天間飛行場移設問題について「(責任の)まるっきりの投げ出しだ」と指摘。その上で、民主党川内博史衆院議員が、移設先を「辺野古周辺」と明記した日米共同声明と政府方針があるにもかかわらず「グアム、テニアンを新政権でいかに肉付けしていくかだ」などと発言したことに対し、「いまだにこのような議論が出るということは何の決着もできてないということだ。日米合意だけがかろうじてできたが前に進めることができない」と糾弾した。

また、首相が「クリーンな政治を」と辞意表明で述べたことに触れ、「クリーンな政治という以上は(首相と小沢一郎民主党幹事長が)辞めただけでは済まない。どうしたら『政治とカネ』の問題を起こさないかに決着をつけなければダメだ」と述べ、政治資金規正法改正の重要性を訴えた。

国民新党が今国会成立に意欲を見せている「郵政見直し法案」については、「この期に及んでまた参院で強行(採決)すれば、国民から全く納得されない」と厳しく指摘した。
公明新聞:6月4日)