選挙収支報告

本日、選挙の収支報告書を市選管に提出した。

県本部の最終チェックで一部の勘定科目の訂正があったが、後は問題なく全てを終えた。

今回、遊説カーも使わなかったので簡単だった。
3期の中で一番費用も掛からなかった。

収支報告書の概要は次の通り。

[家屋費]104,000円 (事務所設営・家賃など)
[印刷費]477,360円 (ポスター・ハガキ 公費負担分含む)
[広告費] 16,588円 (拡声器レンタル費等)
[文具費] 6,951円 (事務所文具等)
[食糧費]118,481円 (スタッフ弁当代122食分等)
[雑 費] 73,960円 

   計 797,340円 (内 275,184円 公費負担分)

公費負担分は掲示板用のポスター98枚分で、実費は522,156円だった。

収支報告原本は選管へ情報開示の請求をしていただくと閲覧することが出来る。 


しかし、選挙費用で公費に掛かる分をもっと有効に活用できないものだろうか?

ちなみに公費負担分は次の通り。

レンタカー代  15,300円×7日
燃料代     51,450円
運転手雇用代  12,500円×7日
ポスター代   3,591円×98枚
推薦ハガキ郵送代 52円×2,000枚

上記はいずれも上限いっぱいの場合。

上限いっぱいでの候補者一人当たりの公費負担分は、701,968円となる。
これを今回の弥富市議選の立候補者数で計算すると、12,635,424円となる。

凄い金額だ。更に人件費や選挙人ハガキ、物品など、選挙そのものに掛かる費用を加算すれば、この倍は超えるだろう。

それだけの費用をかけて、市民の負託に応える代表を選ぶのが選挙である。

新人候補はどんな人か?
現職候補は何をしてきたのか?

今回の選挙でどれだけの人に伝わっただろうか…。

これだけの費用をかけるなら、市民一人一人に候補者を選ぶための資料や、情報をもっと提供できると思う。

候補者も「…だから立候補した」など、もっとストレートにアピールする方法があると思う。

度が過ぎたパフォーマンスなどが有権者をシラケさす要因にもなっている。

下がり続ける投票率。選挙の在り方も考えなければならないと思う。