アジア一豊かな国はシンガポール

国際通貨基金IMF)の調査で、2007年のシンガポールの1人当たり国内総生産GDP)が3万5000ドルを超え、日本の約3万4300ドルを抜くことが明らかになった。資源に乏しいシンガポールは積極的な外資・外国人の誘致策で経済の活性化に取り組んでおり、市場開放が後手に回った日本との違いが鮮明になった格好だ。
シンガポールの1人当たりGDPは6年連続の増加。同国は07年課税分から法人税率を2%引き下げ18%に低減。所得税最高税率20%で相続税もない。太陽光発電など先端技術企業や資産管理ビジネスなど製造業や金融の誘致も盛んだ。
日本経済新聞 2008-07-05】


前向きか、後ろ向きか。わが国はグローバル化が進んでいると言いますが、それは他国から評価されて本物です。市政も国政も「だろう」運転ではダメですね。常に「・・・かもしれない」運転で、敏感に敏速に反応しないと。経験による知識と統計という固定観念にしばられていては、ダイナミックな未来はつかめない。