後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の請願?

本日、我家に共産党さんの「民報やとみ」が届いておりました。中ごろに「公明党2議員は請願も意見書もボイコット」と書かれておりました。この請願書は「後期高齢者医療制度の抜本的見直しを求める」もので、説明部分に「姥捨て山」表現がされているものでありました。この時点で本制度の改善案は公明党として既に一本化されており、それはあくまでも「改善」であり「抜本的見直し」ではないのです。改善の余地はあるにせよ決して「姥捨て山」に表現されるような制度ではないと思います。まして、国政では「制度廃止」をかかげているのに、なぜ「抜本的見直し」を推進するんでしょうか?ま、一緒に「廃止を求める請願署名」の用紙も挟んでありましたけど・・・。廃止案ということであれば私は「反対」の立場を取ります。しかし、市民の方からの請願であり、一部マスコミや新聞もネガティブキャンペーンの影響もあって誤解されているかもしれないとの思いから「審議しかねる」との結論に達し退場いたしました。
社会保障制度は日本に住まわれる方、赤ちゃんからご年配の方まで、制度として全員が平等に受けられるべき保障制度であります。一部の人が得をして、一部の人が損をする、そうであってはなりません。収支のバランスが崩れようとしている現代、制度の長期維持のための制度改革・改善は当然、考えなくてはなりません。私はあくまでも「改善」を市議会全体で考えていくべきだと思います。
これは舛添厚生労働大臣の「長寿医療制度」について、なりたち等、分かりやすく説明されておりますので、どうぞhttp://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg1926.html