新聞て・・・?

私は週刊誌も買わないし、TVのワイドショーもほとんど見ません。ほとんどネタだと思うからです。最近は新聞も「どうよ?」と思うことがしばしばです。客観的に書こうが、主観的に書こうが、一人が書くんです。そして、チェック機構があると思うんですが、それも人がするんです。要所に携わる人の良識が全てを決定します。嘘を書いては売れませんし、真実が売りなんじゃないですかね。メディアといわれる全般に言えることだと思います。
記事の真実性を高める要素としては「いつ」「どこで」「だれが」が明確になっていることが大切だと考えます。最近、それがそうでない記事が多いですね。
一番驚いたのが、小泉元首相の引退表明に関して、元首相秘書官の方の談話として載せた記事が捏造だったんですね。どこの新聞かというのは書きませんが、散々「偽装だ!」「捏造だ!」と報道しているところが「捏造」するんですから話になりません。
特に政治に関しての報道は曖昧な表現が多いと思います。例えば、「○○関係者から聞いた」とか、「○○幹部の話によると・・・」とか。情報元に自信がないけど「おもしろいネタ」だと記事にするんですね。
前にも書きましたが、本質が問われる時代です。メディアの生命線である「正確さ」を失わないでいただきたいものです。またそこに「人としての心」が無ければ、いずれは誰も見ないし買わなくなるんじゃないですかね。