「保育ママ」を制度化

公明の推進で 参院本会議 改正児童福祉法が成立

仕事や病気で子どもの面倒を見られない親に代わり、自宅に子どもを預かる「保育ママ」の制度化などを盛り込んだ改正児童福祉法が26日の参院本会議で可決、成立した。一部を除き2009年4月に施行される。

 同法には、「保育ママ」のほか、生後4カ月までの乳児がいるすべての家庭を行政側が訪問する「こんにちは赤ちゃん事業」の制度化や、里親に研修を義務付ける制度なども盛り込まれている。

 公明党保育ママの制度化を精力的に推進。党女性委員会が今年(2008年)4月にまとめた政策提言「女性サポート・プラン」に保育ママの法的位置付けや普及を盛り込み、5月には福田康夫首相(当時)に要請。また、太田昭宏代表と党女性委員会が保育ママの現場を視察するなど、制度化へ向け一貫して推進してきた。
(公明新聞:11月27日)