「定額給付金 冷え込む家計温める」 福島・郡山地区商工会広域協議会長 滝田 武氏 

景気の悪化により商工会に所属する中小・零細企業や個人商店は一段と厳しい状況に追い込まれています。私は温泉旅館を営んでいますが、客足が減ってきており、頭を悩ませているのが実情です。

 これは、物価高などの負担増で国民の家計が冷え込んでいることが原因ですので、人々の懐を直接温める定額給付金は評価できる政策です。お客さんが元気になれば、われわれも元気になります。地域経済の活性化のために、早期の支給を期待します。

 支給方法については、現金よりも商品券方式が望ましいと考えます。商品券なら各商店の工夫次第で付加価値が付けられますので、より消費を促進させ、経済活性化につながると思います。
(公明新聞:12月8日)