「定額給付金 観光振興の起爆剤に」 鳥取市観光協会会長 河越 良二氏

待望の鳥取自動車道が来年度オープンとなります。そこで鳥取市などを中心に、開通記念イベント「2009鳥取因幡の祭典」が来年4月18日からスタートします。約1年間、特別企画・世界砂像フェスティバル(4月18日〜5月31日)など、観光資源を生かした多彩な行事が展開されますが、私は今回の定額給付金が、このキャンペーンの起爆剤になってくれるよう期待しています。

 観光は、わが県産業の大きな柱で、このイベントを通じて低迷している地方経済を元気にしたいと考えています。

 定額給付金を追い風にして、この際、関西圏などから大勢の観光客を、どんどんと鳥取に呼び寄せたいと念願しています。“100年に一度の金融危機”と言われているなか、定額給付金を活用して記念に残るような家族旅行などを企画されてはいかがでしょうか。これは決してバラマキには当たらないと思います。
(公明新聞:12月17日)

報道メディアでは「効果がない」とされている「定額給付金」だが、その根拠は何だ?有識者の投稿記事もバラつきがあるが、要するに現金給付による実施が前例のないことだから効果が判らないんじゃないのか?日々の訪問先で様々な方とお会いし、対話の中で話題となる「定額給付金」だが、「バラマキ」「意味がない」とのご意見をいただいた時に「なぜ、そう思われますか?」とお聞きするが、明確な答えが返ってきたことがない。「世論調査で、ほとんどの人が評価していない」とか、「新聞等でも良い事、書かれていないから」とかがほとんどだ。
ここ弥富市では約6億6千万が給付される。愛知県全体では約1,100億円にもなる。すごい金額だ。これのほとんどが「貯蓄にまわる」とか言われているが、それの方が信じられない。私は普通に使われるだろうと思う。なぜなら私がお会いした方々は、楽しみにしておられる方がほとんどだからだ。
また「世論調査」についてだが、信憑性について調べていたら世論調査におけるサンプリング数の決定というおもしろいページがあった。