「定額給付金 地域経済の活性化に効果」 鳥取市長 竹内 功氏

金融危機に端を発した景気悪化や雇用不安は、鳥取市民の生活にも深刻な影響を与えています。

 鳥取市では、生活困窮世帯を対象として1世帯当たり、4000〜5000円の冬季の暖房費などを支援するための現金給付(2007、08年度)を行ってきました。

 今回の定額給付金は、夫婦と18歳以下の子ども2人の世帯の例では6万4000円になり、家計への大きな支援になります。また、この給付金は鳥取市全体では総額約30億円になりますので、地域の商店街での活用を積極的に呼び掛けることにより、地域経済の活性化にも大きな効果をもたらします。

 全国の皆さんには、この給付金を活用して、4月18日〜5月31日に鳥取市で開催する「世界砂像フェスティバル」に、ぜひお越しいただき、美しい鳥取砂丘を楽しんでほしいと思います。

 現在、鳥取市では迅速かつ確実に給付金を市民にお渡しするために必要な準備を進めています。定額給付金の一日も早い実現を望みます。
(公明新聞:1月13日)