景気浮揚のために

「景気が悪いから売れへんのやない!売れへんから景気が悪なるんや!」とよく社員を鼓舞していたのは、以前私が勤めていた商社の経理部長である。
「不況期にこそ本物が選ばれる、不況期にこそ価値的なものが本物である。不況期こそ開拓のチャンスである。」とは今も忘れないその会社の社訓の一つだ。
現在、130を越える市区町村で定額給付金の実施に合わせ、プレミア付商品券の発行や期間セールの実施などを決めている。
弥富市においても先月22日に地域経済の活性化のための要望書を市長に提出をさせていただいた。また後日に商工会にもご意見を伺ったが、市と同様に財政的な問題、年度末にも重なるため事務的な問題等で踏み切れないということだった。
しかし「100年に一度の経済危機」と言われる現在、何か手は打てないのだろうか?そういう思いで市内の製造業、建設業、サービス業、飲食業など事業主の方にご意見を伺いにまわっている。そこでは政治の対する不信・不満もお聞きするが、「こうしてはどうか?」などの建設的なご意見も多く頂戴する。誰もが「景気が良くなること」を望んでいる。それを一つの行動に出来れば必ず良い結果を得ることが出来ると強く思う。