急ピッチで準備進む定額給付金

3月中旬 申請書発送めざす
電話窓口計画、詐欺防止対策も
埼玉・上尾市

総額2兆円の定額給付金の給付スタートに向け、実施主体となる全国の市区町村は、急ピッチで準備作業を進めています。財源の裏付けとなる関連法案は、民主党など野党の“抵抗”で、まだ成立していないものの、各自治体は同法案の成立後、早期に給付開始できるよう、可能な準備を急いでいます。こうした自治体の取り組みにスポットを当てるとともに、準備作業の流れなどを紹介します。

埼玉県上尾市は、2月13日に臨時議会を開催し、定額給付金とプレミアム付き商品券の発行経費を盛り込んだ2008年度一般会計補正予算を全会一致で可決しました。

16日には、定額給付金給付事業の実施を担当する「定額給付金対策室」を設置。「一部でも年度内に給付できるように」(黒川了威・市企画財政部長)と、3月中旬までの申請書発送を目標に、積極的な準備を進めています。

3月中旬に申請書を発送できれば、市民からの申請のスピード次第では年度内に給付スタートが可能。

このため同市では、住民基本台帳などをもとにした給付対象者のリスト作成のためのコンピューターシステム改修を急いでいます。人口約22万人の同市は、その改修に1カ月間ほど必要ですが、「できる限り短縮する方向で業者と検討している」(対策室)と話しています。

一方、給付がスタートすれば、申請書の記入方法や給付対象などの問い合わせが増えることが予想されるため、専用のコールセンター(電話窓口)の設置も計画。

さらに、DV(家庭内暴力)被害者への給付や世帯主以外の口座への振り込みなど、さまざまな事例に対応するための検証作業に力を入れています。

また、給付金を狙った詐欺の防止対策の準備も進めており、申請書とともに送付する「詐欺注意」のチラシ作成なども埼玉県警と協議しながら進めています。
(公明新聞:2月22日)

早期実施へ「対策室」設置
市独自のお買い物券も発行へ
滋賀・近江八幡市

総額2兆円の定額給付金の給付スタートに向け、実施主体となる全国の市区町村は、急ピッチで準備作業を進めています。財源の裏付けとなる関連法案は、民主党など野党の“抵抗”で、まだ成立していないものの、各自治体は同法案の成立後、早期に給付開始できるよう、可能な準備を急いでいます。こうした自治体の取り組みにスポットを当てるとともに、準備作業の流れなどを紹介します。

滋賀県近江八幡市は2月1日、市役所内に「定額給付金交付対策室」を設置。11人のメンバーを中心に現在、通知書の発送や申請書の作成などの準備に取りかかっています。

同市の給付対象は2万6203世帯。市は世帯単位で案内を発送し、振り込み通帳番号の返信を受けた上で、振り込みか、手渡し配布を行う予定で、対策室関係者は「速やかに作業に取り組み、早期給付へ全力を挙げる」と意気込んでいます。

同市は定額給付金の交付に合わせ、市独自の「がんばる応援お買い物券」の発行にも乗り出します。商品券の導入のきっかけは、1月の党県本部年賀会に出席した冨士谷英正市長が、公明党佐藤茂樹衆院議員の話を聞いたことから。他の自治体の事例を耳にした同市長は、その日のうちに商品券の発行に向け対応。実現のための予算は、13日の臨時議会で全会一致で可決されました。

同市の商品券は1人につき1万円で、1万2000円(500円券を24枚)の金券と交換可能。発売時期は給付金の給付直後を予定。市は「経済効果は5億4000万円に上る」と期待しており、今後、商店街などにも協力要請を行うとしています。

明日、3月議会に向けての全員協議会が開かれる。弥富市においても定額給付金、子育て応援特別手当等に関する補正予算案が提示されるだろう。「弥富市ではいつごろ?」との問い合わせをいただいている。現段階で言えるのは国会での関連法案の可決によるが、市は遅くともGWまでに給付を終わらせたいとしている。
話は変わるが、今夜「ハンブルク・バレエ『人魚姫』」というのを鑑賞してきた。最初、台詞も何も無くさっぱり内容が解らなかった。第一幕が終わり休憩のときにプログラムのあらすじを読んで気づいた「アンデルセン童話」の「人魚姫」のストーリーだったのだ。解ってからの後半は吸い込まれる様だった。重く切ないラストには涙がこみ上げてきた。それにしてもバレエって凄い!はじめて見たが感動した!手の先から足の先までピーン、クニャ・・・表現が乏しくて恐縮だが、とても人間業ではなかった。オーケストラも2時間半も演奏しっぱなし。凄い精神力だ。まさに芸術魂の成せる業だ。こんな私でも感動するぐらい素晴らしかった!よし!明日も頑張ろう!