定額給付金情報 自治体独自で“上乗せ”

子育て世帯や高齢者を支援

福井県大野市は、65歳以上の高齢者と18歳以下の若年者を対象に、定額給付金に合わせて市独自で1000円上乗せすることを発表し、必要経費1760万円を予算計上した。

 対象者には、給付金2万円と合わせて2万1000円が給付される。市によると、高齢者の生活支援や子育て世帯の教育費などの負担軽減が目的という。同市の65歳以上の高齢者は約1万900人、18歳以下は約6200人。

 また、埼玉県騎西町は、子育て支援と商店街活性化のため、定額給付金に合わせ、町内に住む中学生以下の子ども1人につき、1万円分の商品券を支給する「きさいキッズクーポン事業」を実施する。

 商品券は騎西町商工会が発行。町商工会に加盟し、商品券を取り扱う商店で利用できる。国の地域活性化・生活対策臨時交付金を活用し、同町は2850万円を2009年度予算案に盛り込んだ。
(公明新聞:2月27日)