定額給付金情報

年度内 給付開始は400団体
青森・西目屋村 来月9日、全国最速めざす

定額給付金について鳩山邦夫総務相は27日の閣議後記者会見で、2008年度内に給付を始める予定の市区町村数は、2月20日の調査時点で全体の22.2%に当たる400団体と明らかにした。

 また、70.9%に当たる1279団体は、同年度内の給付金の申請書送付を予定しているという。

 年度内支給を予定する400団体のうち、24団体は3月中旬、376団体は同下旬の支給開始を見込む。大半が小規模な自治体だが、人口30万人以上の自治体でも東京都足立区、同中野区、神戸市、福岡県久留米市などは年度内支給を予定している。

 一方、青森県西目屋村は、給付金関連予算を26日の村議会臨時会で可決し、給付を3月9日から開始することを決めた。全国で最も早い給付をめざす。

 対象は、537世帯、1595人。3月2日から申請受け付けを始め、同9〜11日に村内各地区の公民館などで現金による給付を実施し、それ以降は村役場で対応する。給付金に併せて子育て応援特別手当の支給も行う。
(公明新聞:2月28日)