新型インフル 国・自治体の連携強化も

次期衆院選 争点は政権担当能力
景気・経済対策が最も重要
太田代表

公明党太田昭宏代表は8日午前、国会内で記者会見し、世界中に感染が拡大している新型インフルエンザへの対応について見解を述べた。

 太田代表は、米国・シカゴ在住の6歳男児が同日、日本人で初めて新型インフルエンザに感染していたと確認されたことに関し、「日本人に限らず、世界にまん延するのを、どう世界の協力で防いでいくかの一点(が大事)だ」と強調。国内で感染者が確認された場合の態勢整備について、都道府県・市町村との連携や保健所、医療機関の発熱外来、各種施設・学校などでのシミュレーション(模擬訓練)の重要性を指摘。「さらに一層、水際対策と国内(感染)対策に力を注ぐことが大事だ」と述べた。

 また、太田代表は次期衆院選について「政権交代ではなく、政権担当能力が問われる。景気・経済対策に具体的に手を打ったかどうかが一番大事な争点だ」と強調した。

 さらに、「(経済危機は)100年に一回といわれており、対策に全力を挙げるのが今の政治家の責務だ。何をしてきたかという行動を国民は常に見ている」と力説。公明党として「生活の安心が消費の拡大につながるという意味でも、社会保障の充実が極めて大事と主張したい」と述べた。

 一方、世界保健機関(WHO)が海外での臓器移植を規制する指針決定を先送りしたことに関し、国会で審議中の臓器移植法改正案については「(WHO指針は)急がなければならない要因の一つであったが、わが国として臓器移植をどうするかは、これまでも求められていたことであり、今国会で議論を煮詰め、結論を出すべきだ」との考えを示した。
(公明新聞:5月9日)

弥富市のHPでも案内してましたね。

新型インフルエンザに係る対応について

何をおいてもまず「インフルエンザ」にかからない様、日頃の予防が大切です。