新型インフル 水際体制さらに強化を

国内初の感染確認で太田代表

国内初の新型インフルエンザ感染が確認されたことを受け、公明党太田昭宏代表は9日午前、党本部前で記者団の質問に対し、大要、次のような見解を述べた。

 一、(国内初の感染確認について)これまで水際体制と国内体制の二つをやってきたが、今回は水際体制を全力でやったことが表れた(結果だ)。

 一、(今後の対応について)特に、成田はじめ国際空港だけではなく、他のところに必要なのかどうかも含め、増員など総合的に水際体制の強化をより一層するとの打ち合わせを(政府と)早急に行い、与党側も党も(対策を)練り上げたい。

 一、もう一つは、国内体制。市町村と(国が)連携し、正確な情報共有と提供が非常に大事だ。一層強化を進めたい。病院の体制も発熱外来や受け入れ(態勢)がどれだけあるか、診療拒否もあるので、問題が生じないようにスムーズな体制ができるようにしたい。

(公明新聞:5月10日)