厚労行政のあり方議論

「国民のため」の視点で
党検討プロジェクトチーム

公明党の厚生労働行政のあり方検討プロジェクトチーム(PT、座長=坂口力副代表)は26日、衆院第2議員会館で初会合を開催。坂口座長は、麻生太郎首相が厚生労働省分割の検討を指示したことに関し、「厚労省は国民生活のいろんな分野を担っており、バラバラでも働きを十分果たせない。厚労省がどう国民のための仕事を果たすかを議論した上で組織のあり方を考えるのが妥当だ。まず分割ありきの議論はいけない」と述べた。

 会合では、参加者から「省庁再編の総括が先。厚労省だけの議論はいかがなものか」「過去の反省を分割でごまかすのでなく、どう克服し、信頼回復するかだ」との意見や、「確かに仕事量は多い。機能強化も必要」との意見が出された。
(公明新聞:5月27日)