民主党 任せられない

抗インフル薬の備蓄に反対。危機管理能力なし

5月に国内で初めて新型インフルエンザの感染者が確認され、その後、東京都内にも及びました。この時すでに都では、治療に有効な抗インフルエンザ薬(タミフルリレンザ)が400万人分、備蓄されていました。以前から都議会公明党が一貫して備蓄を推進してきた結果で、都民の不安を和らげました。

 ところが民主党は、昨年(2008年)9月の都議会定例会で、タミフルリレンザの備蓄を400万人分に増やすための補正予算に反対したのです。民主党は本会議で「(備蓄は)今でなければならない必要性は、明らかではない」などと主張し、続く厚生委員会でも備蓄の必要性を疑問視する発言を繰り返しました。

 民主党は今になって慌てて備蓄の必要性を言い出しましたが、新型インフルエンザ大流行の危険性が指摘されてきた中で、備蓄に反対したことは、民主党のあまりの危機管理能力のなさを示しています。

 「民主党は本気で都民の安全・安心を考えているのか」と都民の怒りの声が上がっています。
(公明新聞:6月9日)