台風9号 西日本に豪雨災害


兵庫県などで13人死亡
公明 被害甚大な佐用町に急行



被災者を激励して回る赤松氏(右から2人目)ら災害対策本部のメンバー=10日 兵庫・佐用


台風9号の接近などによる集中豪雨の影響で10日、兵庫県内に浸水などの被害が集中し、男児を含む男性7人、母娘ら女性5人の計12人が死亡した。依然として9人前後が行方不明となっており、県警などが捜索している。豪雨は9日夜から続き、岡山県内の女性1人と合わせて死者は計13人に上った。

公明党兵庫県本部の豪雨災害対策本部の赤松正雄本部長(前衆院議員、衆院選予定候補=比例近畿ブロック)は10日昼、9日夜の大雨で甚大な被害を受けた同県佐用町入りし、被害状況を視察した。大野由紀雄、北條泰嗣の両県議、井上洋文佐用町議が同行した。
 同町では9日午後9時ごろまでの1時間で観測史上最大の87・5ミリの豪雨を記録。佐用川がはんらんし、死者、行方不明者を出したほか、床上浸水や家屋損壊など多くの被害が。同町は2004年にも深刻な水害に襲われている。

 一行は、特に被害が甚大だった同町佐用、久崎地域を視察。佐用地域の商店街では、土砂の撤去に追われる商店主(63)が「前回とは比べものにならない被害。日常に戻るには時間がかかる」と話した。久崎地域の主婦(65)は「家の前が一気に濁流になった。2階に避難したが、家が流されるかと怖い思いをした」と語った。

 視察後、赤松本部長は「激甚災害の指定を求めていきたい。復旧支援に全力で取り組みたい」と述べた。
(公明新聞:8月11日)

九州・中国地方を襲った集中豪雨に続き、台風9号の影響で西日本に甚大な被害が出ました。また本日の早朝5時過ぎに静岡県沖にM6.6の地震が発生し、この弥富でも震度3を記録しました。朝は本当にビックリして飛び起き、隣で寝ている子供たちと嫁を確認した後、揺れが収まるのを祈る思いで待ちました。
相次いで起こった災害で、被災された方々には心からお見舞申し上げます。一日も早い復興を祈るばかりです。
さて、考えなければならないのは、相次いで起こった災害に、幸いにも被害に遭わなかった弥富市ですが、皆さんは日頃の防災意識のまま、行動がとれましたでしょうか?9日の深夜、大雨洪水警報が出されたとき「かもしれない」行動がとれた方は弥富市内にどれくらいおられたでしょうか。
今回の静岡県地震で怪我をされた方の多くは、転倒家具によるものだそうです。災害の規模などは人知や想像よりはるかに大きいものだと知らなければなりません。今一度、今一度、「その時、生き残るためにはどうするか?」を家族で、ご近所で、地域でしっかり確認しなければならないと思います。