ワクチンの公費負担を

自公プロジェクトチーム 新型インフルで要望

自民、公明両党の新型インフルエンザ対策に関するプロジェクトチーム(PT)は15日、衆院第1議員会館で会合を開き、ワクチンの確保と接種の優先順位などについて厚生労働省から意見聴取し、議論した。公明党から坂口力副代表、江田康幸衆院議員、山本博参院議員が出席した。

 席上、坂口副代表らは、新型インフルに罹患すると妊婦や、糖尿病など基礎疾患がある人などが重症化する恐れがあることを受け、妊婦など優先接種対象者(約1900万人)について、公費負担でワクチンを接種するよう政府側に要請した。

 坂口副代表は、約1年間の同PTの活動を振り返り、「インフル対策に役立った」と評価した上で、引き続き対策に全力を挙げていく考えを示した。
(公明新聞:9月16日)

9月度定例議会で「新型インフルエンザ」に対する弥富市の取り組みについて質問をいたしました。最近の報道によれば、誰もが重症化する可能性があるとされ、心配されておられる方も多いと思います。私もその一人であります。手洗い、うがいはもちろんの事、人が大勢集まるところでは可能な限りマスクを着用しています。まずは「かからない」努力、かかってしまったら「うつさない」努力が必要です。感染力は強いとされておりますが弱毒性であり、一般の成人であれば発熱より2、3日で回復します。問題は慢性疾患をお持ちの方や、妊婦、幼児など抵抗力が落ちている方などが重症化の可能性が高いことです。各地域には10月に入ってからワクチンがが届くそうですが、数量はまだ充分でなく、その対応が問われます。質問では、重症化の可能性が高い「高リスク者」をはじめ、学校や保育所、介護従事の方などを優先的にワクチンの接種対象にする事など弥富市としてはどのような考えで取り組むのかを伺いました。市側は素案として「新型インフルエンザに対する行動計画(案)」を提示、服部市長を対策本部長とし、様々な場合を想定して迅速かつ的確な対応をしていくとの事でした。
現在、弥富市では感染拡大の兆候は出ておりませんが、用心に越した事はありません。手洗い、うがい、咳エチケットの励行で、徹底して予防してまいりましょう。