台風18号に要注意!

非常に強い台風18号が接近しています。気象庁によると、この地方に最も接近するのが8日、木曜日の午前中との事。厳重な警戒が必要です。折りしも本年は伊勢湾台風から50年の佳節をむかえ、教訓を生かすために防災訓練や講演会など様々な啓発が行われました。
それでも災害の経験のない人たちにとっては実感が無く、どこか他人事のように感じているのではないでしょうか。弥富市においても過去の経験から様々な施策がなされてはおりますが、自然の力の前には「絶対」とは言い切れません。

弥富市の全域はハザードマップ①ハザードマップ②のように、ほんとんどが浸水してしまいます。今一度、ご家族で、近隣で、地域で非難経路、避難場所の確認をお願いいたします。ご近所には一人住まいの高齢の方、また体の不自由な方はおられないでしょうか?一言、お声がけをお願いいたします。

報道によれば今回の台風18号は、「伊勢湾台風に匹敵」ともいわれています。不安を煽るのではなく、現実を直視しした準備が必要だと思うのです。気持ちを「〜だろう」から「かもしれない!」に切り替えていただき、最悪を想定しつつ最善を尽くしてまいりたいと思います。


【準備として】


◆テレビ、ラジオ、インターネット等で台風経路、情報をしっかりチェック
◆日頃、同報無線が聞こえてますか?放送内容の確認電話(0567)65-8517
◆避難場所、経路の確認
◆家族、近隣、地域との連携の確認
◆電池式、充電式のラジオ、懐中電灯の準備は大丈夫ですか?
◆貴重品の管理、持ち出し時の準備
◆玄関、庭、ベランダ等に植木や風で飛んでいく物は屋内に入れるか、飛んでいかないようしっかり固定
◆持病のある方は常備薬と症状のわかる書面
◆非難時に必要な生活品(衣服、食料など数日分)


8日当日は、長潮で満潮が午前8時頃であり、台風上陸と重なるかもしれないので高潮への警戒も必要です。
昨秋から続いている不況の中で、台風が来てても仕事に出ようとされる方がおられるかもしれませんが、命が何より大切です。どうか無理をなされず、情報を得ながら業務日時の調節をされることをお願いいたします。
何も無いことが一番だとは思いますが、「備えあれば憂いなし」です。近隣、地域、この弥富市から一人の被災者も出さないとの思いを共有してまいりましょう。