「緊急医療情報キット」弥富市でも配布が決定!

本日、3月議会に先がけて臨時議会が召集されました。臨時議会での議案は「弥生保育所・併設の児童館、工事請負契約の締結」です。請負金額と請負業者は以下の通りです。

請負金額 :  553,350,000円
請負業者 :  大日本土木・佐藤特定建設工事共同企業体

5名の一般競争入札の末、予定価格の71%で落札されました。工期は今月下旬より平成23年3月18日となっており、来年の春には新装オープンとなります。



また、22年度の予算書案の配布と共に、一般質問の進捗状況も発表され、12月議会において市民の方からご提案を頂き、質問させていただいた「緊急医療情報キット」の配布が決定いたしました。
「緊急医療情報キット」とは、高齢者や障害をお持ちの方、健康に不安のある方の安心・安全の為、始められた事業で、プラスチックでできた筒状の容器、具体的には直径約6センチ、長さ22センチでA4サイズの用紙が丸めて入れられる容器に、「かかりつけの病院」「緊急の連絡先」「持病」「お薬手帳」といった医療情報のほか、「診察券」や「保険証」のコピー、「本人の顔写真」などを入れておきます。(画像は東京都港区の施行例)
これを駆けつけた救急隊員が見て、的確な救急処置ができるというものです。保管して置く場所は、ほとんどの家庭の台所にある「冷蔵庫」の中。また、冷蔵庫の中にキットがあることを知らせるため、冷蔵庫の前面と玄関先に告知のステッカーを貼っておきます。
これにより、救急隊員の手間を省き、迅速かつ適切な救急処置が行えます。また個人情報を自分で管理でき、情報の更新も随時できるというのも利点の一つです。
課題としては、利用者を始め、関係機関に対し周知を徹底していくことです。民生部からは、本年6月までに市内の高齢者の方、約800人に配布をすると言う事です。
これをきっかけに自治会、また近隣において今以上に共助の輪が広がることを願ってやみません。