「政治とカネ」隠し許すな

公約違反、国会軽視の民主党政権

さあ参院選

民主党政権通常国会を延長なしで一方的に閉じた。国民が期待した、新政権と野党との国会論戦から菅首相は「逃げ得」を決め込んだ。

これによって、参院選挙は24日(木)公示、7月11日(日)投票に決まった。

「政治とカネ」から逃げ、公約から逃げ、最後は野党との論戦からも逃げた民主党政権。私たちはこの参院選を勝ち抜いて、逃げるばかりの民主党政権を断じて追い詰めなければならない。

民主党はこれまで、政権担当能力をアピールしてきた。昨年9月の政権交代以降、明治維新以来の大改革をするとまで声高に叫んできた。しかし、通常国会が終わった今、民主党には政策実現能力も、政権を担うにふさわしい政治責任に対する自覚さえもないことがはっきりした。

政治責任に対するいいかげんさは「政治とカネ」で表れた。疑惑まみれの鳩山前首相と小沢前幹事長は結局、国会での説明責任を果たさなかった。秘書に責任を転嫁し、自身は「知らなかった」「不起訴になった」と独り善がりの釈明に終始。政治倫理審査会での弁明や、参考人招致、証人喚問のように他の議員から追及を受ける場から逃げ通し、民主党もこの2人を守りに守った。野党時代、民主党は「政治とカネ」問題を厳しく批判しながら、政権を取った途端、このありさまだ。

しかも、再発防止にも無関心だ。公明党山口那津男代表が代表質問の中で、菅首相に対し、秘書への責任転嫁を阻止する公明党提案の政治資金規正法改正案への賛成を求めても、各党の協議に任せると答えるばかりだった。

政策実現能力のなさも、数々のマニフェスト詐欺で国民の前に明らかになった。

ムダを削れば財源は簡単に確保できると言いながら、これも結局は挫折。今年度予算は当初段階で初めて国債発行額が税収を超えた。民主党は、国の総予算207兆円の全面組み替えでマニフェスト実現の財源は確保できるため消費税増税は4年間必要ないと言いながら、菅首相は野党に対し、増税のための財政再建論議を呼び掛けている。

こうした公約違反や無責任さを隠すため、民主党は国会終盤での予算委員会開催を拒否した。一問一答で追及される予算委員会では菅首相がもたないと判断したのだろう。しかも、参院では、首相の問責決議案すら無視して国会を閉じる暴挙を演じた。

議論の場である国会のルールすら守れない民主党政権に鉄槌を下す必要がある。
(公明新聞:6月18日)

本日の街頭の原稿にも引用した記事だ。財政再建のために消費税率10%を上げると言う事らしいが、これは民主党議員の総意なのか、それとも一部の決断なのか。参院選の前にそこらじゅうで街頭やら街宣車らで、どうどうと言ってるのは私の知る限り、見たことが無い。国民の皆様にはしっかり、言ってる事と、やってる事を見極めていただきたい。


本日もたくさんの方々から激励をいただき、本当に感謝です。


蟹江町の松本議員も応援に駆けつけてくださいました。